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直下型地震は狭い範囲が激しく揺れます。大地震では「立っていることができず、
這わないと動けない」状態になり、脱出口に向かうことすら困難になります。
小さな揺れを感じたら、「たいしたことないだろう」と思わずに、すぐに安全な場所(周囲に
落下物や点灯する危険のある物がない場所)や屋外に避難しましょう。
大きな揺れが起こると、家屋が歪んだり衝撃を受けて、ドアが開かなくなることがあります。
特にマンションや高層団地では、部屋の中に閉じ込められてしまうケースも少なくありません。
大きな揺れがくる前に、脱出ルートを確保するために、まずドアや戸を開け、ドアストッパーなどで
閉じないようにすることが大切です。
最新の高層ビルは耐震構造になっており、地震での倒壊の危険性は少ないとされていますが、
ゆっくりと大きく揺れる振動の場合、高層ビルでは上階ほど揺れが強くなり、大きな被害が出る
可能性があります。
職場で地震にあうこともあります。低層ビルでも高層ビルでも、大きな揺れが起こったら、まず
出入り口を開けて脱出ルートを確保し、窓ガラスや棚、ロッカー、OA機器などの倒壊・落下の
危険があるところから離れます。また古いビルでは、余震で建物が倒壊する恐れがあります。
安全が確認できるまで建物の外に避難したほうがいいでしょう。
最近のエレベーターは、震度4以上を感知すると自動的に最寄りの階で停止してドアが開きます。
停止した階で安全を確認し、すぐに外に出てください。
自動停止しない古いエレベーターでは、各階のボタンを全部押し、最初に停止した階ですばやく
降りるようにします。
もし、地震後にエレベーターが動いても、絶対に乗ってはいけません。余震で閉じ込められて
しまったり、火災が発生した場合には、煙の通り道になり、大変危険です。万が一閉じ込められて
しまったら、非常用呼び出しボタンを押してエレベーター管理者と連絡をとり、救助を依頼するよう
にしてください。
いったん左側に停車し、様子を見て駐車場や広場邪魔にならないところに移動して駐車します。
そして、車中でラジオから情報を得ながら安全を確認し、必ず車を降りて徒歩で避難します。
車の中にも非常用品を入れておくのも忘れないように。
徐々にスピードを落として左側に一旦停止。左側の路肩か近くのパーキングエリアへ停め、
待機して情報を収集。高速道路は、安全が確認されるまで通行禁止になるので情報に基づいて
対応してください。
避難する必要があるときは、連絡先のメモを残し、車検証を持ってキーを付けたまま徒歩で
避難します。
高速道路沿いには2〜3kmごとに非常口が設置されています。トンネル内にも400mごとに非常口
があります。非常口のサインにしたがって、避難してください。
■運転時の避難法
1.前後の車に注意してスピードを落とし、左側に一旦停止。
2.車が動くなら横道にそれ、駐車場か広場に駐車。
3.しばらく車中でラジオを聞いて情報を収集。
4.連絡先のメモを残し、キーは付けたまま貴重品と車検証を持って徒歩で避難。
頭上から何が降ってくるかわかりません。ガラスの破片、コンクリートの塊、看板、ネオンサイン、
壁のタイル、エアコンの室外機など、思わぬものが落下してくる危険性があります。
また、かたわらの自動販売機が倒れてくることもあります。必ず建物から離れてください。
建物から離れられない場所にいたら、安全そうなビルの陰に身を隠します。そして、持っている
カバンなどで頭や首筋を保護するようにしてください。
移動するときは体を小さくして素早く動くのが原則です。車が暴走する危険のある車道側にも
近寄ってはいけません。
スーパーやコンビニでは、陳列棚が将棋倒しに倒れてくる可能性があります。
どんなに小さな地震でも、揺れを感じたらすぐに棚の間から脱出して、体を小さくかがめ、入り口に
近い広いスペースへ移動します。
大きな地震が起こると、混雑したスーパーの中では大混乱になり、誰もが入ってきたところに殺到
します、通常は必ず反対方向に非常口があることを頭に入れておきましょう。
割れたガラスや落下しそうな照明器具の下を避け、屋外に脱出するようにして下さい。
係員の指示に従いましょう。
電車や地下鉄には地震計が設置されているので、揺れを感じると停車するシステムが働きます。
乗車中に揺れを感じたら、すぐに窓ガラスから離れできるだけ車輌の中央のつり革につかまって、
両足で踏ん張って揺れに耐えます。手すりなどが近くにない場合は、姿勢を低くして頭と首を
保護し、網棚からの落下物や急停車に備えます。火災が発生していないのに、あわてて非常用
手動扉開閉器を操作して外へ飛び出してはいけません。地下鉄の場合、暗い中での閉塞感から
パニックになりがちですが、停電しても非常用バッテリーで照明は確保され、むしろ地上の鉄道に
比べて揺れによる被害は少ないとされています。慌てて車外へ飛び出すと、路線によっては
高圧電線が配線されているので、自己判断の脱出は禁物です。
地下街は消防・防火設備や、停電時の対応策もとられ、ある意味では地上の繁華街よりも安全で
すが、飲食店が多く狭い地下街では、火災が発生する可能性があります。
地下街で、何よりも怖いのは、群衆がパニック状態になって一斉に1つの非難口に殺到すること
です。地下街は、閉ざされた空間の中だけにパニック状態に陥りやすいもの。地震が起こったら、
まずは姿勢を低くしてウインドーガラスや陳列棚から素早く離れます。停電しても自家発電で
誘導灯がともるので、バックなどで頭と首を守りながら壁や大きな柱に身を寄せて様子を見ます。
そして、揺れが収まってから地上に脱出します。万が一停電や火災が起こっても壁伝いに進めば
必ず避難口から屋外に出られます。
たとえ弱い地震であっても、すぐに海辺から離れるのが原則です。津波に巻き込まれたら命の
保障はありません。高い場所へ向かってとにかく逃げましょう!津波は地震後すぐに起こることも
あります。津波警報の有無にかかわらず、とにかく直ちになるべく高台へ、鉄筋コンクリート造りの
2階以上へと逃げるようにしてください。そして、非難したら津波警報が解除されるまで、絶対に
戻ってはいけません。
交通機関のマヒなどで鉄道や車での移動が難しくなると、徒歩で帰宅するしかありません。
しかし、災害で混乱している中、障害物の多い都心を歩いて帰るのは並大抵の事ではありませ
ん。また、いつ大きな余震が起こるかわかりません。すぐに行動せず、冷静な判断が必要になり
ます。災害が発生したとき、帰宅可能距離は20km以内が目安です。地震発生から2〜3時間は、
確かな情報の入りにくい空白時間。確かな情報を得ないままに自宅を目指して歩き始めると、
途中でどんな危険が待ち構えているかわかりません。徒歩で家を目指すときは、情報を確認して
安全に帰宅できる準備をしてから行動するのが原則です。
会社のロッカーにはスニーカー、軍手、タオル、地図など、最低限度の非常用品を常備しましょう。
■帰宅困難者心得10か条
1.あわてず騒がず、状況確認
2.携帯ラジオをポケットに
3.つくっておこう帰宅地図
4.ロッカー開けたら防災グッズとスニーカー
5.机の中に簡易食料のチョコやキャラメル
6.連絡手段・集合場所を事前に家族で話し合い
7.家族、遠くの親戚に災害伝言ダイヤル171などで安否確認
8.歩いて帰る訓練を
9.雨がっぱやポケットカイロ、タオルなど季節に応じて準備しよう
10.声をかけ合い助け合おう
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