〜 地震直後は 〜
地震直後はガス漏れを起こしていることがあります。絶対に火を使ってはいけません。ローソク、
タバコも禁物です。たとえガス漏れを感知して、自動的にガスを遮断する安全装置がついていた
としても、ガスの元栓を閉めたからといっても油断も安心もできません。大爆発につながります。
もし、ガス臭いと思ったら、ただちに元栓を閉じて扉や窓を全開にし、近隣にも火を使わないように
声をかけましょう。
地震後には、途絶えた電気が復旧して通じたときに起こる、「通電火災」が多く発生します。
避難するときはもちろん、自宅にいるときも、必ず電気のブレーカーを切るようにします。
電気が復旧したら、すべての電気器具のコンセントを一度抜いてからブレーカーを戻し、漏電や
ショートがないか、安全を確かめましょう。
大地震の後は、火災の同時多発や、道路の崩壊などで、消防車の到着は難しいと考えるべき
です。ほかの家を巻き込んだり大火事にならないよう、いざというときのために、火事になったとき
の行動原則を覚えておきましょう。
■火事になったときの緊急行動四原則
1.知らせる
「火事だ!」と、まず周囲の人たちに知らせることが第一です。家族や近隣の人達に火事を
知らせることは、通報、応援依頼、避難などのすべての意味が含まれています。
また、「火事だ!」と大声を出すことで、落ち着きと冷静さを取り戻すことができます。
2.消す
揺れているときにあわてて火を消そうとすると、やけどをする危険があります。
万一燃え上がっても5分以内なら消火器で十分消せます。火元になりそうな場所から
少し離れた場所に消火器や簡易消火スプレーを必ず常備し、自分の身の安全を確保して
消化しましょう。
3.助ける
家族が家の中にいるとき、あるいは隣家で火事が起こったときは、人命救助に尽くしま
す。2階で逃げ遅れた人がいる場合は、カーテンを引き裂いて繋ぎ、避難ロープ代わりに
すると脱出することが可能です。また、ふとんに火がつくと、材質によっては一酸化炭素
などの毒性を持つガスを発生して、中毒を起こす事もあるので要注意です。
4.逃げる(逃がす)
天井に火が燃え移ってしまうと、火災によって生じた可燃ガスに引火して、一瞬で炎が
広がるフラッシュオーバー現象を起こすことがあります。天井にまで火が燃え上がって
しまったら、自力消火はあきらめ、直ちに避難してください。
地震発生後は、水道も遮断される可能性があります。給水車による配水や、救援物資の配布は
すぐにはありません。1人1日3?、最低でも3日分、できれば1週間分を備蓄しておきましょう。
■水の備蓄法
1.非常用持ち出し袋、室内、車のトランクなどに分散しておく。
2.煮沸した水よりも水道水を使用。(水を煮沸すると、次亜塩素酸ナトリウム
(俗に言うカルキ)が分解されて雑菌を減らす効果がなくなる)
3.水道水は空気が入らないようにちょろちょろと注ぐのがポイント。
4.三ヶ月を目安に入れ替える。
体重の50%以上を占める水分は、1日でも飲まないと体にさまざまな障害が起こり、5日間水を
飲まないと死に至ります。避難するときは、食べ物よりも水の確保が最優先。ペットボトル以外に
も、肩から下げられる水筒を必ず用意しましょう。飲料としてだけではなく、ケガをしたときに傷口を
洗うのにも役に立ちます。
情報はラジオから!災害時に最も頼りになる情報源はラジオです。震源地、震度、震源の深さ、
津波の有無などの情報をラジオなら震源地にいても確実に得ることができます。正しい情報が
ないとデマに左右されかねません。家の中にはラジオを常備し、できれば外出時にも携帯ラジオ
を持ち歩きましょう。また最近では、災害が起きた時、事前に登録した住民に災害情報を携帯
メールで配信するサービスを始めた自治体やビジネスも増えています。
■安否確認は「災害伝言ダイヤル171」で
災害時には電話がつながりにくくなりますが、真っ先に回復するのは公衆電話です。
家族の安否を知りたいときは、公衆電話を使った「災害伝言ダイヤル171」が役に立ちま
す。災害伝言ダイヤル171は災害時のみ使える優先回線で、無事を知らせたい人は
「171」に電話して音声ガイダンスに沿って自分の固定電話番号を入力します。そして、
30秒以内のメッセージを録音します。一方、無事を確認したい人は「171」に電話して、
音声ガイダンスに沿って相手の固定電話番号を入力します。すると、録音されている
メッセージが再生されて聞くことができます。
「171」では、一方通行でなく、お互いのメッセージを聞くことができます。また、携帯電話
はかかりにくくても、NTTドコモのiモードのパケット通信等は、通じやすいものです。これを
利用した「災害用伝言板」で、無事を知らせたり100文字以内のコメントが入力できます。
メッセージを確認したい人は、伝言板にアクセスして被災者の携帯電話番号を入力し、
登録済のメッセージやコメントを閲覧します。この災害用伝言板は、KDDI(au)のEZweb
でも行っています。
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